子育てに性別の違いなし！国際家庭が青年局に集い、国際父の日を祝福！

国際父の日と国際遊びの日を祝って、台北市青少年局が「2025国際父の日：多国籍青年家庭交流イベント」を開催

毎年6月の第3日曜日「国際父の日」と6月11日の「国際遊びの日」を記念して、台北市政府青少年局は6月15日に「2025国際父の日：多国籍青年家庭交流活動」を開催しました。さまざまな国籍の家庭が集まり、親子ゲームや国際的な対談を通じて、父親や子育ての役割を改めて見つめ直しました。

本イベントには数十組の家族が参加し、自由に遊べるプレイゾーンや、3名の国際ゲストによる対談も行われました。青少年局の周羿希局長は次のように述べました：

「青少年局は、若い子育て世代のパートナーでありたいと願っています。子育ては性別の責任ではなく、愛と寄り添いによる選択です。誰もが子どもの成長に関わるチャンスを持つべきです。」

登壇したのは、スイスビジネスオフィス副代表 Stefan Hutter 氏、台北市政府研考会の 殷瑋 委員長、そして作家であり登山パパの 董威言 氏。3名とも、父親になった経緯や感じたことを率直に語り、「父親の関わりは義務ではなく、選択であり権利でもある」と共通のメッセージを伝えました。

イベントでは、多くの微笑ましい瞬間が見られました。Stefan副代表は眠くて不機嫌な子どもをなだめながら、講演とプレイゾーンを行き来し、紙の迷路で遊ばせるなど、自然な形で「父親の育児参加」を体現していました。

また、ペルー出身のプレイワーカー Ivan 氏は、8ヶ月の赤ちゃんを連れて幼児エリアで遊び、即興でギターを演奏。巨大なクマのぬいぐるみも持参し、子どもたちは大はしゃぎでした。

さらに、ある外国人パパは動物の段ボール工作に熱中し、娘が何度も見に来るなど、親子の合作が自然と広がっていました。未完成の「クマ段ボール」は、家に持ち帰って一緒に仕上げる予定だそうです。

青少年局は、「2025国際父の日」イベントを通じて、子どもの視点から「寄り添い」の大切さを再確認し、世代や文化を超えてお互いを理解し合える場を目指しています。

お問い合わせ：
台北市政府 青少年局 国際発展科 陳俊賢 科長
電話：+886-2-2351-4078 内線1200